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炎の蜃気楼33 耀変黙示録Ⅳ(神武の章)感想

話の筋とかすっとばしていいますけど、小太郎がせつない。

存在そのものがアレな直江がその機能を失う(なんのこっちゃ) 

そして「永劫の孤独を、埋めてあまりあるほどの幸福を、おまえに」。

 

切なさに満ちた一冊でございましたよ・・

というわけでレビュー。

 

表紙

表紙は斯波さん、に、直江と高耶さん(出血中)

信長のかっこよさが光る表紙でございます。

やっぱり直江はちゃんとボタンとめててほしいなー・・・

 

あらすじ

 神々の数を示す神璽の鳥は残り六十羽をきった。布都御魂(ふつのみたま)を手にするため、那智の滝で解錠神事に挑む直江らを襲った綾子たち。彼らは大斎原(おおゆのはら)から解放された大霊に憑依されていた! 窮地に追い込まれた直江は決死の反撃を試みるが!? 一方、弥勒の発現した譲(ゆずる)に喰らわれる高耶(たかや)は、意外な者たちの出現を目の当たりにする。熊野に怨将が集結する中、四国では崇徳院の怨霊が暴走を始めた……!

心にのこったシーン

P10直江⇒綾子ねーさん

「俺の声が聞こえるか、晴家」

「本音なんだったらハッキリ言え。俺の何を恨んでいる。行動か。存在か。あの人を上杉から追い落としたことか。あの人を赤鯨衆から連れ出さなかったことか。大転換をさせてしまったことか!」

 

冒頭から、綾子さんと直江のこのへんのかけあいがかっこよすぎてもう。。

夜叉衆とか宿体くらいの距離感に対する直江っていちばんかっこいい気がする。景虎様絡まない限りは理性的だし穏やかで有能で基本マジメで優しいし。

 

しかし3部からファイナルステージの直江は、相変わらず言動はちょっとおかしいけどむちゃくちゃかっこいいですね。

3部のあとがきで「今の直江ほど直江な直江はいない」って先生おっしゃってましたけど深くうなずく次第でする。

 

P86 小太郎⇒高耶

「言葉を持ちたくなかったから」

「人間でいることをやめたのです」

 

豹から人間になった小太郎と高耶さんのお話。

「人に戻れ」と言ってから、すまなかった、と小太郎を抱き寄せる高耶さん。

そんな高耶さんにキスする小太郎。

子供に初めて感情を教えるのはお母さんなんだよね。。感情を知り心が壊れてしまった小太郎、自責の念にかられながらも包み込む高耶さん。抱きしめて謝るシーンが切なくて。

じわっと涙がにじむシーンでした・・・

 

感想

もうこの巻は語りたいシーンが多すぎます。

みやこテレビに乗り込む嶺次郎もそうだし、相変わらずいいひとの千秋もそうだし、名セリフの「永劫の孤独を埋めて・・・」のくだりもそうだし。。。

 

盛り上げてからの大本命・殿の登場、そして今空海拉致。

息つくひまもなく次巻へ。

 


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