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炎の蜃気楼4 琥珀の流星群 感想

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読み返し感想レビュー、続きまして4巻です。


◆表紙



毘沙門刀ですかねぇ。


◆あらすじ

高坂の謀略で慈光寺を爆破され、九死に一生を得た高耶。だが、住職の国領は瀕死の重傷を負ってしまった。自分の無力さを知り、かつての景虎の〈力〉を取り戻そうと苦しむ高耶だが…。一方、仙台に集結した千秋、綾子らは、仙台市を「金輪の法」を用いた巨大な結界で包囲しようとする最上義康を追っていた。呪法の「壇」となる陥没事故現場を舞台に、義康と冥界上杉軍の対決が始まった。仙台を乗っ取ろうとする最上軍の怨霊たちに、高耶は!?アクション・ファンタジー。


◆印象に残ったシーン


P49 直江の回想の景虎様

限りある一度きりの生の中でおまえを愛してくれた人たちを、もう一人も悲しませない努力・・・。掛ける命すら借り物の、自分たちにできるのは、ただそれだけしかないのだから、と。
自分は決しておまえたちを見捨てはしないから。そう言って静かに微笑した。
あれはいつのことだったろう。

景虎様っていうのは、本当に両極端な性質を持ってますよね。冷静で包容力があって賢い大人の部分と、臆病な子供の部分と。それが魅力的なんですけどね。


P99 高耶→譲

「譲。おまえに今から約束すっから」

「甘ったれた真似はしねぇ。オレは誰も裏切らねぇ。・・・・弱音吐いたら、おまえのこの手で、ぶん殴ってくれ」

青春小説っぽい(ぽくない?)第一部ならではのシーン。
高耶さん、本質はずっとかわんないですね。



◆感想

景虎としての記憶を取り戻そうとするも、どうしても壁を破れない高耶さん。
そんな高耶さんをよそに、高坂弾正と直江の会話などで、だいたいの経緯が読者には分かるようになっています。

それでもまだまだ、直江さんは狂わずにがんばっています。あと少しで崩壊することを知っている読者としては、なんとも切ない・・・最初に読んでいるときは、「この人苦労性だな」「すごい悩み方」って思ってましたが、よく考えたら直江が理性を保ってたのって、40巻中、このへんまでですよね(笑)ぜんぜん理性保ててないやん。


肝心の物語のほうでは、国領夫人が亡くなったことをきっかけに、高耶さんは覚醒していきます。
怨将とのバトルは、どんどん見ごたえのあるものになっていって(戦う冷静な景虎様好き!)面白くなってきました。

伊達政宗は、さりげに渋くて良いキャラですよね♡
赤鯨衆との戦いでも出てきたので、また次に出てくることを楽しみにして、読み進めよう。



というわけで、次に続きます。