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炎の蜃気楼5 まほろばの龍神 感想

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読み返し感想レビュー5巻め。だんだん狂っていく直江。まだ目覚めない高耶さん。無知は罪、ほんまそれ。

昭和編読んだあとだと、どの口がそんなことを、って思うことありますね(笑)


◆表紙




◆あらすじ

夜な夜な出没するという火の玉『ホイホイ火』を調査するために、奈良入りした高耶と千秋。火の玉に殺された塩原の家に向かった高耶たちは、そこで妖怪にとりつかれた少女・なぎと出会った。なぎに寄生しているのは、戦国時代の茶釜の妖怪・平蜘蛛だった。なぎを救うために、妖怪を操る『信貴山の龍神』の正体を探ろうとする高耶たち。だが、宿敵・織田軍も、なぎを狙って動きだしていた…。


◆印象に残ったシーン

・P79 直江の回想

このありすぎる時間が、ほかの誰よりも自分を特別にしてくれる。少しの時間、耐えればいい。景虎のそばに最後にある者は、かならずこの自分なのだ・・・・。
耐えればいい。今までだって耐えてきた。できないはずはない。なのに。
なぜ今、こんなにあの人が欲しいのか!

この想いをリアルタイムで持つ直江を昭和編で見られるのか・・・って昭和編当初は楽しみに思ってた気がする。

が、昭和編の直江は線が細くってねぇ。。。


・P130 直江→千秋に怒る高耶に

 「あなたが特別要領悪いんじゃないですか」

うーん!わかる気がします!でも、いちばん要領悪いのはあなただと思います直江さん!


・P136 の挿絵

直江のワイシャツが・・・半そでだった・・・。がーん


・P192

高耶「自分にはこの人しかいない、って思う相手が自殺するようなことになったら、当然そう差し向けたやつら、憎い、とか、呪ってやるとか思うだろう?」

直江「でも、私だったら、はじめから自殺なんかさせません」

千秋「ばか、例えだ、例え。わかってんだよ、おめーだったら、そーなる前に全員調伏しちゃうんだろーよなぁあ?」

高耶「えっ。ホント・・・・?おまえってけっこう、熱くなるタイプなの?」

全編読んだあとの読み返しだと、凄い会話だなとしか思えません・・・・。


◆感想

ほいほい火の事件は、そこまで惹かれる話ではなかったので、初見では印象の薄い巻でした。

でも、この最後くらいから、直江さん徐々に狂ってきていますね。

なのに、中盤で出てくる、「この空は・・・あなたを愛おしいと思う気持ちに、よく似ている」という直江の独白は、とても純粋で胸を打たれます。この場所がミラの聖地なのよく分かる。いつか行ってみたい。

狂気と純粋。これぞ直江っす。
ここから巻が進むごとに直江がぐるぐるしていくので、個人的には第一部、このへんのブレンド具合がいちばん好きかもしれません。

(全巻通すと、もちろん愛のみに開き直っちゃった3部以降の直江のほうが好きです)



次巻につづく。