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炎の蜃気楼断章(5.5)最愛のあなたへ

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読み返し感想レビュー、5.5巻。初読のとき、この巻の存在を知らず6巻では?ってなった覚えあるw


◆表紙(カセットのやつですが)




◆あらすじ

奈良の事件を解決し、かつての上杉家の古戦場を訪ねた高耶と直江。だが、そこでも闇戦国の怨将の陰謀が渦巻いていた。佐々成政を狙う早百合姫の秘密とは。「最愛のあなたへ」。母に去られ、酒乱の父に反発しながらグレていた中学時代の高耶。孤独な彼の心を救ったのは、そばにいる譲の存在だった。そんな時高耶が無実の罪に問われ。「凍てついた翼」。大人気「炎の蜃気楼」シリーズ番外編登場。


◆印象に残ったシーン

なんていうか全部(笑)

当時、衝撃的な巻だったんだなぁと今読んでも思います。あ、本当にそこまでやっちゃうんだ、的な。

それでも名台詞はこれですよね。

「あなたの〝犬”です」

「〝狂犬”ですよ」

・・・・・・・・・・・・凄い台詞ですよね。ワンワン。

いま考えてもコバルトに打ち立てたのは凄いと思う。。。
裏四国のときも思ったけど、革命者はいつも、一見わけわからんものなんだと。


◆感想

ありがちな失敗ですが、最初、この断章を飛ばして読んでいた私。
まったく話がつながらなかったことを覚えています。

迷い悩み懊悩する直江。でも、男性としての魅力が十分な男の人が、一人に恋い焦がれるのはとってもセクシー。直江の苦悩は行き過ぎてるけど(そして笑えるけど)、それでもかっこいい。敬語で責めるっていうのがまた、ぐっときますな(何者)。

それにひきかえ、「おまえって付き合ってるやついないの?」って聞いちゃう高耶さんにはほんとあきれます・・・・だからあんなことされちゃうんだよ!!


なにはともあれ、第一部のひとつの山、「覇者の魔鏡」の前に、この断章っていうのが構成としてもすごくいいと思います!小百合姫となりまさのエピソードがうまく直江の心情(大切な人にものすごくひどいことをしてしまったことに、どう向き合うか)とオーバーラップしていて、物語としても読みごたえがありました。


では、つぎこそは覇者の魔鏡~♪


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