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炎の蜃気楼8 覇者の魔境(後編) 感想

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読み返し感想レビュー、覇者の魔境も最後、後編です。「鏡に入らなかった」という直江の選択は、のちのちまで語られる大きな決断だったのですよね。

ここで鏡に入っていたら二人でぬくぬく暮らしてたんだろうか。

二人きりなら捨てられる心配もありませんよ景虎様・・・


◆表紙



高耶さん、サービスよすぎ・・・。


◆あらすじ

「このひとを、鏡の中から解放してほしい」それが、直江が選んだ願いだった。北条氏康の化身した竜が持つ〓(つつが)鏡に呼応し、魔鏡から高耶の魂が放出された。意識を取り戻した高耶は風魔が支配する箱根を脱出し、譲が木縛されようとしている日光へ向かうのだった。天海僧正が徳川幕府守護のために、強力な呪法を行ったという『関東大三角』をめぐって北条と上杉夜叉衆の最終決戦が始まった。


◆印象に残ったシーン

・P10 直江の行動

それが、直江が最後に選びとった願いだった。
頭のなかは、空白だった。自己への執着も他者への愛情も、その終結すら、自分にあきらめるよりほかできないことを知って、悲嘆するよりも直江は、おのれという人間の、このどうしようもない最後の真実に、ひれ伏す以外、術がなかった。

高耶と生きる可能性を最後に選んだ直江。これぞ直江、ですよね。
どれだけ回っても、最後に直江はここに戻ってくるから直江なんだなと、ミラージュではよく思わされます。


・P18 目覚めた高耶の言葉

「信じたとおりになった・・・・・」
「つぎに目が覚めるときには、かならずお前がそばにいるって―――」
「・・・・・ありがとう」

この一連のシーン、なんだかとても好きです。無垢な反応の高耶、打ちひしがれながらも高耶を抱きしめる直江。ぐっときます。


・P63 千秋(つつがに向かって)

「虎とケダモノの調教はよく慣れてますんで、私にまかせなさい」

・・・・景虎と直江のことですか?!



◆感想

覇者の魔鏡の後編て、名場面の連続だと思うんですがどうでしょう。

体に戻った高耶と直江の一連のシーンにはじまり、すっかり景虎様になった高耶のかっこよいバトルシーンに、氏照の「今度こそそなたを救いたいのじゃ」という言葉に、泣きながら身内を調伏する高耶さん、そして最後の湖畔で直江と高耶が別れるシーン。


せつなくて痛くて、胸に残る作品だなぁと思います・・・。


氏照兄、脇キャラのなかでもかなり好き。
きっとそーゆー人多いと思う。

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