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炎の蜃気楼11 わだつみの楊貴妃(中編)感想

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衝撃なんですけど、切なくて印象に残ってる巻です。「最上は二人の間にあるものだと景虎様が言った」という歴史的巻。

というわけで読み返し感想レビュー、第一部もクライマックス、わだつみの楊貴妃中編です。

◆表紙



だから表紙(笑)

上半身裸だし、直江、なんか情けない。。。


◆あらすじ

大破した船から投げ出された高耶、直江、風魔小太郎は、瀬戸内海の小島に漂着していた。身を呈して高耶を守った直江だったが、その目は光を失ってしまっていた。信長を討つため、毛利、一向宗と手を組もうとする小太郎に、高耶は激しく抵抗するが、直江を人質に取られ、毛利の本拠地へと連れ去られてしまう。一方、大和の謎を追っていた綾子たちは〈楊貴妃〉に会うため、秋芳洞へ向かうが。


◆印象に残ったシーン

・P45 直江

「―――Nothing to lose・・・・・・」

強姦未遂二回目の最中。
初見のとき、「どしたどした?!」と思った記憶があります(笑)
直江さんの英語の発音どんな感じなのか気になります。めっちゃ発音よかったら面白いな。
(ミゼラボォとは思いません、みたいな)


・P126 直江

「あなたは、大丈夫ですね」
「謙信公を、信じられますね」


やぶれかぶれですさんだ直江ですが、やっぱり要所では「直江」だと思います。
こういうところがやっぱり好き。


・P249 直江

「―――大丈夫。怖くない・・・・」

ここからの一連のシーン、切なくてとても好きです。涙出るーー
っていうかこの巻の直江ったら第一部でいちばん直江な直江だわ。


◆感想

わだつみの楊貴妃、中編。
視力を失って、完全に荒みきった前半の直江。それでも、後半の二人の心が通じ合うシーンから直江が撃たれるまで。ジェットコースターのような勢いで読んでしまいました。

最後の火のなかで二人の想いが通じ合う一連のシーンは、何度読んでも涙が出ます。

直江はどれだけすさんでも、最後に残る愛はとても温かい。それが直江らしい直江で、自己愛に蓋をされて時に見えにくくなる「本当の直江」なんだなぁと思います。


そして、「高耶が」その背中を抱き返す、というところは切なくて切なくて、名シーンだと思います。いわく、景虎様がはじめて振り返った瞬間?

 

衝撃のまま後編へ。



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