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炎の蜃気楼15 火輪の王国(前編) 感想

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高耶さん×学ランってなんのご褒美ですかー!という巻(違)

ちなみに清正はずーーっと学ラン着てましたよね、三部まで。着心地いいのかしら。というわけで読み返し感想レビュー、火輪の王国前編です。

 

表紙

高耶(余裕ありげな表情)と千秋(しっぽあり)。

 

あらすじ

熊本に異常な霊的磁場が発生し、それを察知した上杉の白衣女(びゃくいめ)が、何者かに討たれた。磁場の中心と見られる古城(こじょう)高校に高耶(たかや)は生徒、千秋(ちあき)は非常勤講師として潜入する。古城高校は、生徒会長・御廚樹里(みくりやじゅり)が生徒を絶対服従させる異常な高校だった。転校一日目から生徒会とトラブルを起こした高耶は、事件に《闇戦国(やみせんごく)》の換生者(かんしょうしゃ)が関わっていることを知る。そして、再び開崎(かいざき)が高耶の前に姿を現した! 

 

印象に残ったシーン

P74 高耶⇒千秋

「……すまねぇ。千秋」

ガラにもなく高耶が殊勝な言葉を吐いたので、千秋は驚いた。いや驚いたのは、その弱弱しさにだった。

「おまえ……」

「こんなやつと一緒にいっと、不安になるだろ」

「……」

「もっと……、強くなっから」

 

景虎様、素顔の破壊力、ギャップ萌えからワンシーン。

このへんが人たらしなんだと思うんですけども。

 

P171 

「おまえの言葉。少しだけ信じてみる」

「……信じるのを、怖いとは思いませんか」

「間違っててもいい――……」

あぁ……これだ、と開埼は噛みしめるように思った。

 

一連の情事。なんかオアシスのようでした。っていうかここからラストまで何巻ぶんも会えないですもんね。

 

感想

学ランの転校生ってすごく高耶さんのイメージぴったり。

開埼が直江っていうのはけっこう序盤から分かることですが、つかの間の二人の逢瀬にはちょっと癒されました(萌えました?)。

 

で、直江と色部さんが語り合うところは、なんかねぇ。第二部でもまだ直江ってうだうだぐるぐる言ってたんだなーと。ほんとに直江のかっこよさ覚醒(私の中で)は、やっぱり三部以降の直江らしい直江です。

色部さんは前編通してなんか貧乏くじ・・・・

「直江の想いの聞き役」としての姿が一番輝いております。常識人だから、普通に読者が思う感覚に近いんでしょうかね。

 

と、いうわけで、高耶さんはここから囚われの身へ。中編へつづく。 

 


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