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炎の蜃気楼17 火輪の王国(後編) 感想

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こたが…こたがかなしい…

最初読んだとき、なんで景虎さまが捨てられるか全くわからなくて、まぁなんか理由あるでしょ、って読んでたんですよね(それでも切ないですけど)

で再読時、圧倒的に切なかったのが小太郎。報われなかったの知ってるしなぁ…

気を取り直して読み返し感想レビューです。

 

表紙

先生ご指定という小太郎、つけ毛バージョンです。悲しそうにも冷静にも見える表情に、バックが赤なのがいい味。これなんの花かしら。

 

あらすじ

高耶を探して阿蘇山中をさまよう風魔小太郎は、島津の鎧武者に囲まれていた。次々と襲いかかる亡霊達に、小太郎は神刀・嵐斬丸で立ち向かうが…。一方、高坂弾正を八海にまかせ、高耶のあとを追う開崎(直江信綱)は、島津兵との戦いで瀕死の重傷を負った小太郎と出会う。「わたしという直江なら景虎様を裏切らない」と開崎に告げる小太郎。ふたりの「直江」の対決が始まろうとしていた。 

 

印象に残ったシーン

P50 直江と小太郎戦闘シーン

(おまえの言うことはちがう!)

直江は歯を食いしばって戦った。景虎が求めているものは「自分に都合のいい直江」ではない。たとえそれを求める気持ちはあっても、この叫びを受けとめ続けてきたあの背中は「直江の真実」だけを待っているはずだ。いまも。そうであると信じる。彼が叫べと瞳で求め続けるもの。それはこの胸の中にだけあると信じる。それ以外にはない……!

  

ついつい小太郎応援しそうになってたんですよ。っていうところでの直江。

あ、そうだったねそうでした…って正気に戻りました。

 

P58 高耶

「あいつがオレを売ったんだとしたら、それは――」

高耶はゆっくりと瞼をおろした。

「それは卑劣な男を演じてまでも、オレから去りたかったってことなんだろう……」

 

中編のぐるぐる疑心暗鬼の高耶さんから、「捨てられた確定」そして、ボロボロのまま静かに直江と自分を見つめるあたり…なんだかすごくぐっとくるのです。

好きっていったらあれですけど、傷ついても打ちのめされても最後の最後でも失わない気高さっていうんですかね?大好物←

火輪では景虎様のどうしようもなく極端に脆い部分がいかんなく発揮されててアレですわー。これは守るべき人間だ。

 

感想

そしてラストは千秋「俺も疑ってんのか、おまえ」「俺を殺すのか、景虎ああっ!」ってとこで終わり。すごくいい男だし、めちゃめちゃ貢献してるのに、安田長秀この扱い…

 

この巻はもう小太郎に尽きる。。。

景虎様は初恋の相手っていうより、はじめて感情を与えてくれた「親」にも匹敵するくらい大きな存在だったのだろうなあと思うと切ないです。

 ほんとうに景虎様は罪深い…

 


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