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炎の蜃気楼24 怨讐の門(赤空編) 感想

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「ふたり、再び出会うか。」

帯コピーと表紙絵見たとき、「ああ再会するんだな」と思った記憶があります。意外と早い!火輪は会えたの、ほんとに最後の最後でしたからねぇ。

 

表紙

 この高耶さん神々しくて好き。

ショーシャンクな感じですが帯とってみたら、

 手首にはがっちり手錠してましたぁー!というミラージュぶり。

高耶さん手錠つけてる表紙率高い気がするな…ヒロインだから仕方ないのだろうか

 

あらすじ

 上杉景虎が赤鯨衆に捕縛された。高耶の身柄は草間の手に預けられ、尋問が始まった。しかし尋問とは名ばかりで、草間は募りに募った怒りと憎しみを景虎にぶつけるのだった。なんとか高耶を救おうとする中川は嶺次郎にかけあうが、逆上した嶺次郎は中川の話を聞こうとしない。高耶という軍団長を失った前線には動揺が走っていた。そんな時、傷だらけの高耶の前に、兵頭隼人が姿を現すが…。

 

印象に残ったシーン

P36 嶺次郎

(わかられてたまるか……!)

断崖に砕けた波の激しさに、嶺次郎は自分の卑屈を打たれた気がした。

解り合えるわけがない……

知らなかったとは言え、なぜそんな男に心を開いてしまったのか。

自分が悪い。理解とか共感とか、そんなものは初めから他人に期待すべきものじゃなかった。己の心の惰弱へ、いらだちをこめて嶺次郎は岩を殴りつけた。拳が割れて噴いた血が、出会ったばかりの高耶の第一声を思い出させた。

 

P87 嶺次郎

「この世に在るものには皆、在り続ける権利がある!おんしも例外ではない。決して例外ではないのだぞ……!」 

繰り返し読むうちに好きになった人の第一位が嶺次郎かもしれません。

高耶さんと根っこで対話できる人物。卑屈さや猜疑心、たくさんの邪念というか有り余る感情を持て余しながらも芯の芯は尊い人だなぁと思います。逆境で最も輝く感じ?

この二人が根っこで響き合うって分かる気がする。

 

あと嶺次郎の土佐弁かっこいい。それから高耶さんに言った「おんしも決して例外ではないのだぞ」ああありがとうーー!な気分でした。BU・RA・I!!

 

P157 直江

「罪だなんて思わない。換生して換生しつくしてこの星の最後のふたりになるまで!五十億の肉体であなたを抱く!あなたを決してひとりにはしない!」

直江はゆるぎないなー、第三部以降の直江はほんとゆるぎないなー、と思います。

っていうか五十億…?男女あわせて…?人口ふえたの…?三十五億はオトコの数だよね…?とか思ってしまう現在、ブルゾンちえみブレイク中。

 

感想

初読時は、赤空編って再会の巻だったんですよ。とにかく再会できて、廃屋で二人の時間で、とにかく速攻交わり合ってて直江は直江ですねっていう巻のイメージだったんですが、読み返してると赤鯨衆がけっこーぐっときますね。嶺次郎も中川先生も。

 

あと仰木隊長を静かに待ち伏せしてた兵頭さんも。高耶さん、兵頭睨みつけながら白紐束を受け取ったくせに、その後スルーすぎていっそ哀れなんですけど・・・直後の再会でいろいろ飛んじゃったのかしら。

 

四国編、正直ふたりが一緒にいなくてもじゅうぶん面白かったんですけど、やっぱり出会うと直江は濃くて←

萌え萌え(燃え燃え)の廃屋で←

ああやっぱ直江こそミラージュなんだよなぁと思いました

 

景虎様はまた記憶消そうとする暴挙に出ますが、あえなく直江に破られます。それにしても何かあったら記憶どーにかしてなかったことにしようとするクセ、ほんとコドモみたいだと思うの…(そしてだいたい最終的に失敗)

 

ようやく会えてひたすら致していた二人ですが、ラスト、赤鯨衆に囲まれて高耶さんは連れ戻される(?)ことになります。

というわけで次巻、白雷編へ。  


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