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炎の蜃気楼26 怨讐の門(黒陽編) 感想

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第三部も佳境に入ってきましたー。

山神のかんなぎに清正に、主要キャラも少しずつ増えてまいりました。

 

表紙

この直江かっこいい。

シャツとネクタイで禁欲、でも表情と振る舞いは獰猛で、高耶さんを食らう勢いです。

高耶さんはどうして裸なのだろう・・・これ孔雀のときかなって思ったんですけど(高耶さんハダカだったし)、孔雀のときは直江、法衣きてましたよね。

 

あらすじ

直江が高耶に『事実』を告げる時が来た。ごまかそうとして黙っていたわけではない。これから明かそうとすることが、高耶からどれほどのものを奪うかと思うと、言いだせなかったのだ。「あなたに、魂の終わりが近づいています」容赦ないほどに、冷酷なほどに、直江は事実を語り続ける。間近に迫る魂核爆発を告げられ、高耶は最後の決断を迫られるが……?  

 

 印象に残ったシーン

P36 直江

長い沈黙の果てに、直江が下がる気配がした。

高耶は、ぴくり、としたきり動かなかった。直江の気配が遠のくのを背で感じている。ドアが開き…無情に閉まる音を聞いたとき、高耶がはじめて追いすがるように振り返った。

そして息を呑んだ。

ドアの前に直江がいる。出ていったはずの直江が。

高耶を正面に見据えたまま後ろ手に鍵をかける。

「……橘義明は出ていきました。ここにいるのは、ただの直江信綱です」

思わず後ずさる高耶に、構わず早足で近づき、窓際で、有無も言わせず抱きすくめた。

 

…このくだり、いる?!って思った一幕。なんだろう、一回下がってドアあけてしめてもっかい抱きすくめにいってる直江がなんか笑える…

高耶さんも得難い人で愛しすぎるヒーローなんですけど、直江の言動とか行動って独特すぎて(創作世界ですら)二つとなく、絶対的に唯一の存在感で、なんか本当に直江って直江という生き物だなぁと思います…

  

P49 兵頭

「……何もなかったにしては隊長、あなたの顔つきがおかしい」

黙って肩越しに兵頭をにらむ。騙せない男なのである。

「ゆうべ一晩で百年も二百年も生きたような顔をしちょります。何があったがですか」

「何もない」

「橘の服に隊長の匂いがしちょりました。シャツを引き裂いたのもあなたですか」

怒った眼で睨むのを、兵頭は相変わらず無表情で受けとめる。

 

兵頭と高耶さんのやりとりって、全体で見るとずーーっと兵頭さんが仰木隊長を追ってて執着してるんですが、一対一の場面になるとだいたい兵頭さんが無表情で冷静、高耶さんが感情出して睨みつけてるようなイメージ。

なんかこのパワーバランスに萌えるんですよねぇ。

高耶さんが一対一でもさらっとあしらってたらそれほど萌えは生まれないんですけど、つっかかられたり責められたりに毎回しっかり反応しちゃってるし。

 

感想

 ついに魂核寿命告知の瞬間がきました。

ギリギリするような二人のやりとりは、真性結縁(?)を経ても変わらないんだなぁとそのお互いにお互いを穿ち込むようなやりとりに思いました。

うんでも、景虎様に立ち向かう直江も進化していて、物語が、二人の関係が先に進んでいることを感じさせるやりとりでもありました。

 

そして、船の中で二人で話すシーンがなんだか好きでした。二人きり、ちょっとエアポケットみたいな場所で言葉を交わすシーン、きっとたくさんあったんだろうなぁ。

 

あと、清正登場。

よくぞ生きていた!景虎!のとこ、…なんかこういう「再会」ってぐっときますね。

 


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