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炎の蜃気楼32 耀変黙示録Ⅲ(八咫の章) 感想

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ほんとに譲くんのこと忘れちゃったのね。。。

 

 っていうか、高耶さんって断トツ強い最強の人なのに、主要キャラの中でなにゆえってくらいに守られ属性。そんな守られ属性の高耶さんが主要キャラ(男)の中で唯一くらいに守る相手っていうと譲くんだったのに、譲くんまで「おまえを守れる」とか言いだし。。

が、譲くんとの力転換はなんか見てて萌えだわー、と思ってました(ばちあたり)

 

というわけで32巻、耀変黙示録Ⅲです。

 

表紙

黒成田降臨。譲さん、この表紙かっこいいですねー

炎の蜃気楼(ミラージュ)〈32〉耀変(ようへん)黙示録3 八咫の章 (コバルト文庫)

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高耶さんといえば白T。理由がないときはだいたい白Tなような。

 

あらすじ

高耶たちは三枚の鏡に記された「ゴトビキ岩」を求め、神倉神社へとやって来た。そこで高耶は、“仇討ち”に来たという高校生に出会う。待ち伏せていた彼の語るその理由に、高耶たちは衝撃を受けるが!? 一方、大都市と呼ばれる各地では京都市民消失事件を機に、混乱した人々が暴動を起こしていた。――年代を問わず蔓延する怨霊。すでに《闇戦国》は、戦国の死者だけのものではなくなっていた!

 

印象にのこったシーン

P157

「オレには……直江。敗北や挫折の方が、勝つことよりずっと値打ちがあるような気がする」

長い沈黙の後で、高耶が小さく呟いた。

敗北した人間のほうが、勝った人間よりも遥かに多くの事を手にするんだ。栄光なんかよりもずっと深い。含蓄の量で適わない。人生において、多分最も大事な事どもを掴む瞬間は、勝利した時じゃない。敗北した時なんだ……」

直江を見ているとそう思う、と高耶さんが話すシーン。再読してしみじみした言葉です。挫折は感情をもたらす、思考をもたらす、エネルギーをもたらす。

ミラージュって、勝者と敗者をはっきり描きますが、勝者の哀しさ、敗者の美しさも同時にしっかり描くんですよね。。。ミラ何度か再読していますが、人生でいちばん挫折して自分に何の価値もない、って思ったタイミングで読んだときがあって、そのときの感情が一番忘れられないです。

 

P204 千秋

「あいつがやろうとしたこた、何となく分かってきたけどさ……。見ろ。おかげで四国はこんな寒々しい島になっちまった。あいつはいまだに自分の危険さが自覚できてねーんだ。その気になりゃ四国の独裁者さ。わかってんのか、あいつは……」

千秋は苦々しく上目遣いに宙をにらんだ。

「善悪の問題じゃない。人ひとりにあんな大きな力は持たせちゃいけねえんだ、畜生」

 

本人が名乗ったこともあって、地の文でも長秀じゃなく千秋なんですねぇ。

直江が言う「あのひと」と同じように、千秋のいう「あいつ」もなんだか好きです。

 

あとは黒成田くんのモノローグですかねぇ。

これってでも友達に向ける感情なんだろうか。直江を「魂の伴侶」って人物紹介に書いてたこともあったけど、譲くんとも魂レベルのおつきあいなんでしょうね。

 

 感想

というわけで耀変黙示録Ⅲでした。

そういえば鳥越くんに対して高耶さんが裏四国を成した理由を語るところもぐっと来たなぁ。怨讐の門が終わって無間浄土まではなにゆえこんなことを、みたいな感じだったんですが、繰り返し繰り返し、色んな人の言葉で語られることで裏四国が分かってきた気がします。

ちょっと難しい概念ですよね(笑)

スーパーヒーローではない選択、矛盾をはらんだ選択、簡単には認められない選択。だからこそファイナルステージに奥行きを与えている気がします。

 


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